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第13回  ■■ペット撮影のコツ−後編−最終回■■

私が思うペット撮影のもう一つのコツ。

それは、まず焦らないこと
気ままに動くペット達の撮影は大変難しく、とかく慌ててシャッターを切りがちです。
慌てて撮るとブレやピンボケが起こりやすいので、焦らず冷静にシャッターを切るようにしましょう。

次に、シャッターチャンスを待つこと
犬の場合は「待て」をさせるのも一つの手ですが、カメラを前にすると興奮して
「待て」ができない子もいますし、犬以外の動物の場合は「待て」を教えられませんので、
いつでもシャッターを押せる状態で、根気よくシャッターチャンスを待ちましょう。

この場合の「待つ」とは、「シャッターを押すタイミング」を「待つ」という意味で、
その場にじっとしてチャンスを待たねばならないという意味ではありません。
動き回っている状態のペットを撮る場合は、適当な場所にピントを合わせておいて、
カメラでペットを追っても良いでしょう。

写真上達の近道は、まず自分の使用カメラに搭載されている機能と使い方を
ある程度知ることと、沢山撮って撮影慣れすることだと思います。
そして、撮影を楽しむこと。
思うように撮れなくてイライラすると、その気持ちがペットに伝わり
ペットの表情が雲ってしまいます。愛するペットと遊ぶついでに撮影
するつもりで、リラックスして撮影を楽んでくださいね。

 …と、思いつくままに書いてみましたが如何でしたでしょうか。
連載は、今回で最終回です。
毒にも薬にもならないようなことばかり書いてきた気がしますが、お楽しみ頂けましたでしょうか。
少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。今まで読んで下さってありがとうございました。

皆さんの写真ライフが、より素敵な時間となることを祈って。 ぼん

 

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