犬ではないですが、オカメインコの長寿を飼っていました。
もうかなりのおばあさんになってしまった時、胃腸の消化吸収などもよくなくなってしまい、
ご飯を食べてくれない状況が何日も続きました。
病院に行っても年をとりすぎてしまった為、逆に注射などを打つとそのショックで死んでしまうというので時が来るのをずっと待つだけでした。
ですが、自分は出来るだけ長く生きて欲しいという一心で、寝ないで看病したり、エサを食べるのを手伝ったり、出来る限りの看病をしました。
オカメインコも出来るだけ私の側にいたいらしくずっと寄り添うようにしていました。
暫くして、その子が元気な姿で鳴いたのを夢に見ました。
びっくりして飛び起き籠の中を見てみるとその子はもう動かなくなっていました。
まだ暖かかったので夢に最後のお別れで出てきてくれたのでしょう。
大往生でした。
不思議と涙が出ませんでした。
自分が納得行くまで出来るだけの事をしてやったのが良かったのだと思います。
後悔するような事があると悲しくなり涙も出てきて諦めがつかなくなりいけないのかも知れません。
やってあげたい事、自分が出来る事は全てやれば良いと思います。 (黎ちぇる)
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