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第12回  ■■ペット撮影のコツ−前編−最終回■■


私が思うペット撮影のコツは、まずカメラに慣れさせること

当然のことながら、ペットはカメラが何者か知りません。
人間の配慮が足りないために、カメラに恐怖心を持ってしまう場合もあります。

カメラに恐怖心を抱いてしまうと、カメラを見ただけで逃げ出すようになったり、
身を守るために攻撃するようになってしまいますし、ペットに多大なストレスを与えること
にもなってしまいます。

それを避けるためにも、日頃からカメラの存在に慣れさせておいて、
カメラ=自分に危害を加えない物と解ってもらう必要があると思います。

カメラに慣れさせるには、撮影以外でペットとカメラが触れ合うチャンスを作ると良いでしょう。
カメラを見せながら遊んだり、カメラに毛などが入ってしまわない程度に臭いをかがせたり、
時には少し触らせたりしても良いと思います。

又、ストロボを使う際には注意が必要です。
ペットはストロボの強い光を嫌いますし、ペットに向かって何度もストロボを
発光させると千鳥足になってしまうことがあります。
こういった経験をしたペットは
『カメラ=自分に危害を加える物=恐い』
と思ってしまい、撮影を嫌がるようになってしまいます。

自然光でストロボを使わずに行うのがペット撮影の基本ですが、
どうしてもストロボが必要な場合は、
白い壁や天井などに一旦ストロボ光を当て、その反射光を利用する
(これをバウンスと言います。)などして、
光が直接目に当たらないよう注意してくださいね。

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